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一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(31)

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西洋に「発見」され、キリスト教は上陸したが根付かなかった日本(写真はイメージ)

前回のコラムでは、コロンブスの処女航海がついに成功し、すぐさま2回目の航海も許可されたことを書いた。この2回目の航海では、イベリア半島から追放したユダヤ教徒から略奪した財産が充当されたことを述べた。そして、航海の成功とユダヤ人の追放において、それぞれ重要な役割を果たした宮廷ユダヤ人、サンタンゲルとトルケマダは1498年、共にこの世を去った。このコラムの「スペイン編」の最後に、コロンブスの航海を端緒とした大航海時代の幕開けの時代における、西洋と日本の運命的な邂逅についても触れておこう...

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