前回のコラムでは、コロンブスの処女航海がついに成功し、すぐさま2回目の航海も許可されたことを書いた。この2回目の航海では、イベリア半島から追放したユダヤ教徒から略奪した財産が充当されたことを述べた。そして、航海の成功とユダヤ人の追放において、それぞれ重要な役割を果たした宮廷ユダヤ人、サンタンゲルとトルケマダは1498年、共にこの世を去った。このコラムの「スペイン編」の最後に、コロンブスの航海を端緒とした大航海時代の幕開けの時代における、西洋と日本の運命的な邂逅についても触れておこう...
今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。