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一神教と疫病とコーポレートファイナンスⅨ│間違いだらけのコーポレートガバナンス(30)

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ユダヤ教徒の犠牲の上に「大航海時代」が幕を開けた(写真はイメージ)

多くの隠れユダヤ教徒が航海に参加した

コロンブス自身がユダヤ教徒だったという話もあるが、これは都市伝説の類に過ぎないだろう。しかし、コロンブスの航海に参加した船員のうち3分の1が、コンベルソ、または隠れユダヤ教徒だったという分析もある。少なくとも複数人のユダヤ教徒がこの航海に参加したのは歴史的事実だ。

当時、南インドには「グランガーレ侯国」というユダヤ人国家があるという噂もあったという。さらにコロンブスは、行く先で広く普及していたアラビア語の通訳ではなく、ヘブライ語の通訳を帯同させていた...

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