スタートアップと呼ばれる新興企業の間では、VCからの資金調達が一種のファッションといわれるほど過熱している。一方、資金の出し手であるVC側もカネ余りを背景に将来のIPOやM&Aという出口を照準を合わせ、ベンチャー投資にアクセルを踏み込んでいる。
ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)がまとめた2019年上期(1~6月)のVCによる国内向け投資額は前年同期比44%増の1016億円と、6年連続で増加し、半期ベースで初めて1000億円を突破した...
山田政弘氏は毎日のように様々な事業計画を作ったり、見たりする機会があるという。そこで、作成当事者・レビュアー両方の立場で得られた豊富な知識と“現場での経験”を踏まえ、良い事業計画=信用を勝ち獲る事業計画を作成するための要件を平易に解説する。
本当に優れたテックギークスタートアップは比較的早く「受託の罠」と「死の谷」を超えていきます。その理由をこれから解説します。また、モービルアイ予備軍はいったいどこにいるのでしょうか。
アプリが誕生して12年。その草創期から株式会社ヤプリはアプリに関わってきた。同社はスマートフォンやタブレット端末などだからこそ表現できる挙動が可能なアプリの開発を進める。その事業にCFOとして2017年から携わっているのが角田耕一氏だ。
2012年12月、3Dプリンター業界に激震が走った。業界最大手の米ストラタシスとイスラエルのオブジェットの合併。その企業価値は30億ドル規模。日本の販売代理店にも衝撃的なニュースとして伝わった。デジタルファクトリーの阿井辰哉もその一人だ。