【UUUM】ユーチューバーらとともに新しいビジネスの創出に挑戦

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写真はイメージです

着々と進む事業転換

UUUMが作成したインフルエンサー・ギャラクシー事業のイメージ図にはレモネードとAnyMindがしっかりと明記されている。

レモネードはインフルエンサーとマーケターをマッチングさせるプラットフォームを提供しており、UUUMはこのプラットフォームを活用して、所属のインフルエンサーとの共創に取り組む。

もう一つのAnyMindは、インフルエンサーやクリエイターなどの個⼈のほか、メディアなどの企業向けに、EC(電子商取引)構築やマーケティング、物流などを⽀援するプラットフォームを提供している。

すでに、提携の一環としてUUUM専属クリエイターである「青木歌音」さんがプロデュースするD2C(自社のECサイトで製品を直接顧客に販売する仕組み)アパレルブランド「cyasha(キャシャ)」でワンピースやブラウス販売しているほか、専属クリエイター「釣りよかでしょう。」がプロデュースするD2Cアウトドアブランド「ARAKA(アラカ)」でも、ルアーなどを販売している。

同社の2022年5月期の売上高は225億-245億円の見込み。前年度が244億8800万円だったため、高い数値でもほぼ横ばいで、低い数値だと8%ほどの減収となる。利益も同様の傾向で、営業利益(8億-9億3000万円)、経常利益(8億1500万円-9億4500万円)、当期利益(4億9000万円-5億7000万円)はいずれも低い数値では減益が避けられない。

予想に幅があるのは、クリエイターらが新たに開発した商品などの売れ行きの予想が難しいためで、インフルエンサー・ギャラクシー事業への意向が着々と進んでいることがうかがえる。

事業のあり方を大きく変えようとする試みは「吉」とでるだろうか。

【UUUMの業績推移】単位:億円、2022年5月期は予想

文:M&A Online編集部

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