スマートフォン向け広告市場の拡大を背景にアドウェイズの売上高は右肩上がりに成長している...
オリンパスというとカメラや内視鏡というイメージに加えて、財テクの失敗に端を発した事件で、粉飾にM&Aを利用したことで話題になった。かつては売上高1兆円の超優良企業であったオリンパスが、どんな経緯で不正に手を染め、M&Aを利用した粉飾を行ったのか。
中国景気の減少に伴う資源安の影響などで、16年3月期に上場以来初の赤字転落となった三井物産。短期的なサイクルに左右されることなくポートフォリオのさらなる強化を図っている。同社が挙げる7つの攻め筋とともに、直近のM&Aの実績を見てみる。
2005年に三共と第一製薬が経営統合し誕生した第一三共は、売上規模約1兆円、現在国内第3位の製薬会社である。15年3月期で第10期を迎えた第一三共のこれまでのM&Aは、08年のランバクシーの買収に始まり、15年のランバクシーの売却に終わる苦難の道のりであった。それを細かく見ていく。
ITバブルとともに株価が跳ね上がり、親会社のNTTの時価総額を10兆円以上引き離し日本企業トップとなったNTTドコモ。世界市場を攻略するために海外での巨額のM&Aを行うも、ITバブルの崩壊によって、大半が失敗に終わった。その失敗を教訓に、国内M&Aによって事業の多角化を進め、一定の成功を収めているようだ。M&Aの失敗と成功を見てみる。