吉野家ホールディングス(HD)<9861>が2021年4月1日に、持ち帰りずしや回転寿司事業を手がける子会社の「京樽」を回転寿司最大手のスシローグローバルホールディングス<3563>に売却する。
2020年2月には「フォルクス」などのステーキレストランを運営する子会社の「アークミール(2019年2月期は9億3000万円の営業赤字)」を、焼肉レストランの安楽亭<7562>に売却しており、この1年ほどで主要子会社は牛丼の「吉野家」と、うどんの「はなまる」の2社に半減することになった...
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う観光客の激減で、銚子電気鉄道がまたも存亡の危機を迎えている。すでに鉄道事業の収支は赤字が定着し、鉄道マニア向けの通信販売で経営を支えている銚子電鉄だが、このままでは遠からず行き詰まる。どうすればいいか。
4月の新年度入りに合わせ、社名変更する上場企業は15社を数える。ソニーは63年ぶりに、楽天は22年ぶりに社名を改める。回転寿司最大手のスシローグローバルホールディングスは事業領域の広がりに伴い、「スシロー」を社名から外す。
回転ずし「すし銚子丸」を運営する銚子丸、2021年5月期の業績予想を大幅に上方修正した。コスト削減の取り組みに加えテイクアウトやデリバリーサービス拡充などの効果が現れた。前年度(2020年5月期)実績と比較すると、営業利益は9倍強に、経常利益は5倍ほどに増え、当期損益は黒字転換する見込みだ。