【タカタ破綻】自動車メーカー各社のリコール引当額、トヨタグループ5,700億円、ホンダ5,560億円に

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
※画像はイメージです

公開日付:2017.06.30

【タカタ破綻】公表10社、自動車メーカーの引当額 合計1兆3,309億円

タカタ(株)(TSR企業コード:295877413、東京都)が製造したエアバッグへのリコール費用に対する自動車メーカー各社の引当額がわかった。

タカタリコール関連引当額

ホンダ5,560億円、トヨタグループ5,700億円

 本田技研工業(株)(TSR企業コード:291038689)は、2015年3月期に約1,200億円、2016年3月期に約4,360億円の合計約5,560億円をエアバッグインフレーターに関連する製品保証引当金繰入額として計上している。ホンダの担当者は、「5,560億円はリコール措置によって将来発生すると合理的に見積もった金額。今期(2018年3月期)は、多額の製品保証引当金の計上予定はない」とコメントしている。
 トヨタ自動車(株)(TSR企業コード:400086778)の、リコール費用(既届出分)に係る求償債権等は5,700億円。この金額は将来有する求償債権の見込み額も含む。
 トヨタによると、当該数値には連結対象のダイハツ工業(株)(TSR企業コード:570229340)と、日野自動車(株)(TSR企業コード:291055729)分を合算している。

日産907億、スバル735億、マツダ407億

 日産自動車(株)(TSR企業コード:350103569)は、2016年3月期にリコール費用として907億円を特別損失で計上している。
 (株)SUBARU(TSR企業コード:291043216)は、2017年3月期において735億円を未払計上している。
 マツダ(株)(TSR企業コード:740083694)は、2016年3月期に407億円の製品保証引当金繰入額として計上している。

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5