『カイブツクロニクル』開発者が経営する Mutations Studioが倒産

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~スマホゲーム「WORLD WAR TITAN」の開発会社~

※画像は実際の企業と関係はありません

(株)Mutations Studio(TSR企業コード:294741267、法人番号:1010901030911、新宿区西新宿2-6-1、設立平成24年8月、資本金1億1680万円、桑田一生社長)は2月8日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には梅木佳則弁護士(安西法律事務所、中央区銀座3-4-1、電話03-3563-3225)が選任された。
負債総額は債権者82名に対して6460万円。

平成24年8月、「カイブツクロニクル」などのスマートフォンゲームを手掛けたプロデューサーの桒田一生氏とその開発・運営チームが設立。大手通信企業系列投資会社やネット企業などの出資も受けて、インターネットゲームやスマートフォン向けゲームの企画・開発・運営を行い、「WORLD WAR TITAN」や「LAST OF TITAN」などがヒットし、従業員60名を抱えピーク時の25年11月期に売上高約6億円をあげていた。
しかし、当社の下請けで制作および開発を手掛けていた(株)ネバーランドカンパニー(TSR企業コード:293086303、新宿区)が26年1月に破産し、仕掛中の製品を納品できなくなった。このため、受注先会社から業務委託手数料の返還を請求される事態に発展し、資金繰りが悪化した。その後、他のゲーム会社からの受注も減少し売上高は大きく減少。26年12月には従業員を解雇し代表1人で事業継続に努めてきたが、資金繰りのめどがつかなくなり今回の措置となった。

東京商工リサーチ「 TSR速報(大型倒産情報)」より

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