金融庁は9月に入り、証券取引等監視委員会が2019年12月に課徴金納付命令を勧告したインサイダー取引1件を含む計5件に対して納付命令を決定するなど、処分を活発化。9月12日には、英国法人の投資会社アトランティック・トレーディング・ロンドン・リミテッドによる長期国債先物の相場操縦に対し、課徴金4,285万円の納付命令を下した...
TOB件数は3年連続で増加した一方で、金額は大型案件が乏しく大幅減に終わった。活発なMBOでは上場廃止を目指す動きが目立った。事業の「選択と集中」志向で、今年もTOBは活発になりそうだ。