撤退戦略としてのM&A
今回のテーマは撤退戦略です。撤退はこれまで日本企業にとって、最も苦手な意思決定の一つと言われてきました。撤退型M&Aのポイントをいくつかあげたいと思います。
西澤 龍
| 2019/5/14
2019.05.14
再成長(起死回生)型案件の場合、既存市場で競争力が低い自社の事業が、成長性の高い市場にポジションを移すだけで本当に競争優位を築けるのか、という点について、非常に慎重な分析が必要です。
現地ローカルの先行競合企業には勝てるのか、勝つにはなにか条件となるか、ターゲットだけでなく、参入しようとする市場と業界構造、競争環境に関する洞察が他にも増して重要となります...
今回のテーマは撤退戦略です。撤退はこれまで日本企業にとって、最も苦手な意思決定の一つと言われてきました。撤退型M&Aのポイントをいくつかあげたいと思います。