ゴーストキッチンやクラウドキッチンは、アメリカや中国、さらにインドではかなり一般的になってきた業態であり、相互に共通する面もある。だが、日本ではまだ登場したばかりともいえる。
日本では、「キッチンの有効活用」に注目すると、飲食や物販を事業として行うケースに限らず、そのキッチンで料理教室を開くために時間で借りるレンタルキッチンや、用意されたキッチンを複数の事業者・個人で共有するシェアキッチンといった呼ばれ方をするケースもある...
飲食事業を展開するコロワイドが、大戸屋の筆頭株主に躍り出ました。創業者三森久実氏の妻・三枝子氏と息子の智仁氏が、持ち株のすべてを譲渡しました。これにより、急逝した久実氏の後継者を巡る壮絶な争いに終止符が打たれたことになります。
日本の商品やサービスの海外需要開拓支援を行う官民ファンド・海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)が、中国でワインの卸売事業を展開する「EMW」の親会社「Trio(トリオ)」を22億円で買収しました。目的は日本酒の販売網拡大にあります。
外食企業売上高4位のコロワイドが、中長期成長戦略として国内の「業界再編型M&A」を明確に打ち出しました。これまでは、業績不振に陥った企業の再生型M&Aがメインでした。新たな方向性を打ちだした裏には、低ROAに苦しむ姿が見てとれます。
全国で7店舗展開していた「フーターズ」運営のエッチジェーが民事再生法の適用を申請しました。負債総額は5億6000万円。全盛期は全国で7店舗を展開し、売上坂は17億700万円を計上していました。近年は集客力が低下し、赤字に転落していました。