2018年6月に居酒屋業界で一足先に禁煙化を進めた串カツ田中<3547>。90%以上の店舗で禁煙・分煙を実施し、半年で売上高を2.4%伸ばすことに成功しました。ただし、客数が5.8%増加したものの、客単価は3.2%減少しています。顧客構成が変わり、アルコールを飲まない層が増えたことで、客単価が下がりました。
東京都受動喫煙防止条例が施行され、従業員を雇っている飲食店は禁煙・分煙化が求められます...
2018年10月の国内外食業界全体の売上高は、前年比101.7%。26ヶ月連続で前年を上回っています。背景にあるのは、海外観光客の旺盛な外食需要。外食企業各社は、海外での知名度獲得にも寄与する、海外企業の買収に力を入れているようです。
デフレの王様「鳥貴族」の値上げが思わぬ客離れを招いています。安売りだけを武器に熾烈な居酒屋業界で生き残りをかけた同社。たった18円の値上げが売上が昨対割れするほどのインパクトをもたらしました。価格勝負企業のもろさをこれでもかと露呈しました。
KDDIが30億円の出資を決めたデリッシュキッチン。5月25日に発表した決算では赤字額が23億1500万円。アプリのダウンロード数はリリースから約1年で900万を超える異例のヒットとなりました。が、広告収入モデルには限界がきているようです。
日本KFCホールディングスが和食居酒屋「えん」を運営するビー・ワイ・オーの株式を25%取得し、業務提携すると発表しました。2017年にピザハットを売却し、競争が激化するピザ業界から撤退した日本KFC。この度和食へと参入する、その意図とは?