世界一のラーメン企業になる。

これがギフト<9279>の描く企業像だ。同社の田川翔社長は「ロサンゼルス、ニューヨークへの出店を皮切りに、世界中の人々に、E.A.K(家系)を届けるため、国内1000店舗、海外1000店舗を目指す」と宣言する。 

同社は2008年に田川社長が東京都町田市に横浜家系ラーメン町田商店を個人事業として創業したのが始まり。2009年に現在のギフトの前身となる町田商店を設立。2015年に社名をギフトに変更した。 

2018年10月には東京証券取引所マザーズに上場。2018年10月期の業績見通しは、売上高が前年度比23.5%増の69億2900万円、営業利益が同12.1%増の7億300万円と2ケタの増収増益を達成。営業利益率も10.1%と、しっかりと儲けている。

5件のM&Aを実施

ギフトはこれまでに5件のM&Aを実施した。最初は2015年3月に田川社長が100%出資して設立したファイナル・スリー・フィートが、コロワイドから四天王の全株式を取得。その7カ月後にファイナル・スリー・フィートの全株式を株式交換により取得し完全子会社化した。 

2017年には経営の効率化、経営意思決定の迅速化などを目的に、ファイナル・スリー・フィートと、四天王を吸収合併。さらに2018年11月には横浜家系ラーメン店「せい家」を展開するトップアンドフレーバーの全株式を取得することを決めた。 

トップアンドフレーバーの売上高は14億3167万円、営業利益668万円。これがギフトの数字に加われば、営業利益は1%ほどの増益にとどまるものの、売上高は83億6067万円と一気に20%ほど跳ね上がる。

ギフトの売上推移、2018年10月期は予想
ギフトの営業利益推移、2018年10月期は予想