安井社長の研究者としての専門分野は、細胞膜に存在する細孔を持ったタンパク質の一種である「アクアポリン」。水分子のみを選択的に通過させることができるため、細胞への水の取り込みに関係している。アクアポリンと疾患の関係も明らかになってきた。
安井社長はジョンズホプキンス大時代に、アクアポリンの発見で2003年のノーベル化学賞を受賞したピーター・アグレ博士に師事。日本におけるアクアポリン研究の第一人者だ。イー・ライフの非侵襲生体センシング技術には、同研究の成果が生かされている...
ベンチャーエンタープライズセンターがまとめた2020年上期(1~6月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内向け投資額は前年同期比26%減の747億円。投資件数も前年を20%下回った。新型コロナの影響下、投資減退につながったとみられる。
Sportipは整体師・トレーナー向けAI解析アプリを手がける筑波大学発のスタートアップ。2018年9月に設立、同大学との産学連携で生まれた高度な姿勢推定技術を応用し、個人に最適化された整体やフィットネスなどの指導が受けられる世界を目指す。
グランドグリーンは2017年に創業した名古屋大学発ベンチャー。同大学が研究する最先端の接木技術により、植物の持つポテンシャルを最大限引き出し、持続可能な食農分野に貢献することを目指す。2020年3月には2億5000万円の資金調達に成功した。