ベンチャーエンタープライズセンター(東京都千代田区、VEC)がまとめた2020年第1四半期(1~3月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内投資額は387億4000万円と、前年同期(477億3000万円)を18.8%下回った。前年同期は官民ファンドのINCJ(旧産業革新機構)による大口出資案件(約180億円)が含まれており、この点を考慮すれば、増加基調を保っている。投資件数は前年同期比7.4%増の319件だった。
VECは四半期ごとに国内VCによる投資動向調査を集計している...
緊急事態宣言の全面解除を受け、百貨店や飲食店などが営業を再開するなど徐々に経済が動き始める中、スタートアップ企業への投資に関連する動きも現れてきた。新型コロナ後はどのような企業に資金が集まるのだろうか。
GAFAのような企業を目指しスケールアップするには、どうしたらよいでしょうか。「受託の罠(ワナ)」脱出ルートその2では、キャッシュジャーニーマップ(CJM)を使用して、受託ビジネスの限界とVCの活用について考えます。