再生可能エネルギーと同様、現代社会に求められている「再生材料」。その有望株として注目を集めているのが、ウッドプラスチック。木材繊維にプラスチックを融合して成形した複合素材で、製材加工で排出する木くずと使用済みペットボトルキャップといった廃棄物を材料に生産する。
日本では環境重視の観点から公共事業などで多く採用され、国内生産量も増加傾向にある。低価格の中国製品は存在しているものの、国内では地元産木材の有効利用ができることや廃棄されるペットボトルキャップのリサイクル利用といった環境への配慮から国産製品のシェアが高い...