大学発ベンチャーの「起源」(2) ペプチド研究所

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ペプチド研究所(大阪府茨木市)は世界に先駆けてペプチド合成試薬をビジネス化した大学発ベンチャー企業だ。約1000種類の研究用試薬を製造するほか、年間約500種類もの受託合成やペプチド医薬品のGMP(適正製造規範)製造などを手がけている。

医薬品で一躍「脚光」

ペプチド研究所の源流は大阪大学の蛋白質研究所。大阪大学では戦前から理学部と医学部を中心に蛋白質の研究が活発だった。1956年に文部省(現・文部科学省)から理学部附属施設として蛋白質研究所の設置が認められる...

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