大学発ベンチャーの「起源」(7) グランドグリーン

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グランドグリーン(名古屋市)は2017年4月に創業した名古屋大学発ベンチャー。同大学が研究する最先端の「接木(つぎき)」技術により植物の持つポテンシャルを最大限引き出し、持続可能な食農分野に貢献することを目指して立ち上げた。

「異科接木」技術で2.5億円の資金調達に成功

別々の植物の茎同士を接着して1つの作物として育てる接木というと、古くからある地味な農業技術と思われがち。確かに接木はすでに普及している技術で、農業生産でもトマトの約6割、きゅうりの約9割で接木によって育成した苗が利用されている...

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