オプティアム・バイオテクノロジーズ(愛媛県東温市)は、2020年6月30日に創業したばかりの愛媛大学発のバイオ医療ベンチャー。同大学発のベンチャーとしては、初めて医学部に拠点を置く。免疫治療効果の高い抗体を利用し、白血病をはじめとする難治性がんの治療薬開発に取り組む。
同社は2018年度の「愛媛大学学長特別強化経費事業」で、ベンチャー企業の事業化を目的とした「産業支援強化事業」として採択され、予算配分を受けて設立に至った。愛媛大が同社にかける期待は大きい...
ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)がまとめた2019年度(2019年4月~20年3月)の国内ベンチャーキャピタル(VC)による投資金額(速報)は前年度比2.0%増の2833億円と5年連続で増加し、過去最高となった。
緊急事態宣言の全面解除を受け、百貨店や飲食店などが営業を再開するなど徐々に経済が動き始める中、スタートアップ企業への投資に関連する動きも現れてきた。新型コロナ後はどのような企業に資金が集まるのだろうか。
新型コロナウイルス感染の拡大が新規上場(IPO)に深刻な打撃を与えている。株価暴落に伴い公開価格を下回るケースが続出。2020年3月には実に26銘柄の新規上場が予定されていただけに、この月に暴落が起こったのはIPO市場にとって大きな痛手だ。
ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)がまとめた2019年第3四半期(7~9月)のベンチャーキャピタル(VC)による国内向け投資額は前年同期比2倍の585億8000万円で、現行方式で四半期動向調査を開始した13年以降の最高額となった。