促成栽培は効果がない

金融機関が経営計画を見るときの目線として、一般的な債務者格付では、大きく債務償還年数(借入金を1年間で獲得したキャッシュフローをもとにすると何年分で返済できるか)、債務超過解消年数(債務超過額を何年分の利益を積み重ねると解消できるか)の2点が重要である。

しかし、この数値を意識しすぎて企業実態に合わない計画書を提出してもあまり意味がないと思われる。一時的に融資に繋がったとしても、計画書に記載されている計画目標数値は事後必ずモニタリングされ、実績が目標数値を大幅に下回るようなことになると、金融機関の信用は一気に低下する。

絵に描いた餅というような計画書を急いで作るのは良くない。下図は経営計画書の目次例である。(次回は10月6日掲載)

文:大野 健司