私の次回作は、先ほど触れた台中問題がテーマになる。舞台は半導体業界だ。かつて半導体市場では日本の存在感が大きかった。だが、同業界で競争力を維持しているのはシリコンウエハーやフォトレジスト(感光材)といった素材分野ぐらい。最も付加価値が高いロジック(論理演算処理)半導体は、全く歯が立たなくなっている。現在、世界の半導体市場を牛耳っているのは台湾企業だ。
かつて中国にとって台湾統一は、国のメンツを立てるのが最大の目的だった...
コーポレートガバナンスの強化が日本企業の成長を左右する重要なファクターとされて久しい。物言う株主など投資家との対話が活発化し、独立社外取締役の活用も広がってきた。日本のCGの現状について、牛島総合法律事務所パートナーの牛島信弁護士に聞いた
コロナ禍で経済環境は大きく変わった。それに加えて中小企業の後継者不足は、ますます深刻になっている。ポストコロナ時代を生き抜き、大量廃業を防ぐためにも、M&Aを含む事業承継は大きな課題だ。そこで角野然生中小企業庁長官に政府の支援策を聞いた。
前回のPart.2ではSHIFTの丹下社長に日本のエンジニアについて伺いましたが、今回はSHIFTグループの成長に欠かせないM&Aについて伺いました。一般的なイメージを覆すSHIFT流M&A論についてあれこれお話しを聞けたので、一読の価値ありです。