コーポレートガバナンスの強化が日本企業の成長力を左右する重要なファクターとされて久しい。企業とアクティビスト(物言う株主)を含む投資家との対話が活発になり、独立社外取締役の活用も広がってきた。他方で、これまでタブー視されてきた敵対的買収の成立が現実的なものになっている。
日本のコーポレートガバナンスの現状や今後の方向性をどうみるべきか。この分野の第一人者で、企業小説家の顔を併せ持つ牛島信弁護士(牛島総合法律事務所代表弁護士)に聞いた...
「日本企業のM&Aは成功が増え、新たな段階に入った」と分析する松本茂・京都大学経営管理大学院特命教授に、2021年のM&Aを振り返っていただき、大企業が今後取るべきM&A戦略について語っていただいた。