トルコが反対を取り消したことで、フィンランドとスウェーデンのNATO(北大西洋条約機構)加盟が大きく前進した。NATOの北方拡大は日本にとっても無関係ではない。ただし「ロシアを抑え込めた」と喜んでばかりはいられないようだ。果たしてどうなる?
首都キーウに迫ったロシア軍の大規模侵攻を食い止めたウクライナ軍。欧米諸国からの武器供与などの支援を受け、領土に侵入したロシア軍の追撃にかかっている。しかし各地で連戦連勝だったウクライナ軍の反撃が東部戦線で止まった。なぜ快進撃は止まったのか?
ロシアのウクライナ侵攻から3カ月が経過し「挙国一致」でロシアと戦っているウクライナだが、和平を巡るゼレンスキー大統領と軍の「温度差」が浮き彫りになってきた。世界経済に及ぼす影響も大きく、ウクライナがどこで和平に舵を切るのか世界も注目している
西側諸国も肩透かし?強硬姿勢一辺倒でウクライナ侵攻を続けてきたロシアのプーチン大統領の言動が、急に「慎重」になった。これまでの攻撃的な態度から一変、「弱腰」とも取れるプーチン大統領の変化の裏には自身の健康問題があるとの見方が広がっている。
2009年、英国軍基地で暮らす帰還兵の妻たちが合唱団を結成した。互いを支え合うために始めた活動はBBCで取り上げられ、やがて世界各地へと広がっていく。映画『シング・ア・ソング!~笑顔を咲かす歌声~』はこの実話に基づき映像化された作品である。
5月9日、ゴールドマン・サックス・グループは、特別買収目的会社(SPAC)関連事業を縮小している。ニューヨークのゴールドマン・サックス本社で撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)
岸田文雄首相、高市早苗自民党政調会長、渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆、加藤晃彦週刊文春編集長…ロシアが入国禁止を発表した日本人63人の中に見慣れない人物がいた。「選択」編集人兼発行人の湯浅次郎氏だ。そもそも「選択」とは、どんなメディアなのか?
ユダヤ陰謀論を流布したフェイク本「シオン賢者の議定書」に触発され、これを自らの信念の実現に大いに利用できると考えた男が、ドイツ帝国で急速に台頭する。アドルフ・ヒトラーだ。ヒトラーが率いたナチスドイツは「積極的キリスト教」運動を展開する。
ウクライナ東部のマリウポリでロシア軍と激戦を繰り広げているアゾフ連隊(アゾフ大隊とも呼ばれる)。ロシアから「ロシア人を虐殺するネオナチ集団」と批判され、ウクライナ侵攻の「口実」ともなったグループだ。果たして彼らの正体は「救国の英雄」なのか?
英国のジョンソン首相が9日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問した。ウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談でウクライナに装甲車や対艦ミサイルシステムなどの供与を約束。英首相官邸は「連帯の表明」としているが、英国の「国益」を確保する動きも。
30年間、国家に隠蔽されてきた「ノヴォチェルカスク虐殺事件」を題材にした『親愛なる同志たちへ』が公開される。ロシアの巨匠アンドレイ・コンチャロフスキー監督が衝撃的な歴史の真実に迫った。
「非友好的」と指定した国が天然ガスを購入する場合、ロシア通貨のルーブルでの支払いを義務づけた。しかし、ウクライナ侵攻でルーブルが暴落したロシアにとっては、ユーロやドル、円といった国際的に通用する外貨の方がはるかにありがたいはずだが…。
ウクライナ侵攻でロシア軍による爆撃から身を守るため地下鉄の駅に避難する首都キエフ市民の様子が報じられている。一方、3月24日には北朝鮮から弾道ミサイルが発射された。日本の首都・東京の地下駅はキエフ同様にシェルターとして利用できるのだろうか?
今、再び大きな歴史の転換点とも言える出来事が起きている。今回はロシアによるウクライナ侵略戦争について言及する。ウクライナが位置する東欧は、このコラムの主題のひとつである反ユダヤ主義やユダヤ陰謀論の歴史舞台の一つの核ともいえる場所だからだ。
ウクライナ侵攻に伴う経済制裁でロシアの通貨ルーブルが暴落している。3月9日には1ルーブル=1円を切った。わずか1カ月で半値近くに暴落したことになる。侵攻が長期化すればさらなる下落は必至。ロシアの市民生活はどうなるのか?そして日本への影響は?