事業計画を作成する目的はたいていの場合、投資や融資を得ることが多いが、お金の出し手はそれこそ必死で「その計画を信用できるか」「信用できるとして、どこまでのリスクであればとれるか」を検証、検討してくる。「なけなしのお金」を(投資または融資の形で)託すに相応しいかどうかを判断するための最も重要な手段(ツール)が事業計画なのだ。
そのため、「事業計画に何が必要か?」と問われれば、「当該企業や事業の将来的な動向について信用を得るために必要な根拠の全て」と答えることになる...
IPO(新規株式公開)戦線に「異変」が起きている。今年、東証に新規上場した企業のうち、上場前の資本金が5000万円以下のところが25%と4社に1社を占める。2018年19%、2017年15%と比べ、急上昇だ。何が起きているのか。
本当に優れたテックギークスタートアップは比較的早く「受託の罠」と「死の谷」を超えていきます。その理由をこれから解説します。また、モービルアイ予備軍はいったいどこにいるのでしょうか。
アプリが誕生して12年。その草創期から株式会社ヤプリはアプリに関わってきた。同社はスマートフォンやタブレット端末などだからこそ表現できる挙動が可能なアプリの開発を進める。その事業にCFOとして2017年から携わっているのが角田耕一氏だ。
2012年12月、3Dプリンター業界に激震が走った。業界最大手の米ストラタシスとイスラエルのオブジェットの合併。その企業価値は30億ドル規模。日本の販売代理店にも衝撃的なニュースとして伝わった。デジタルファクトリーの阿井辰哉もその一人だ。