中小企業M&A実務に影響する「令和4年度税制改正大綱」
令和3年12月10日公表の令和4年度税制改正大綱(以下、大綱という)で、中小企業M&A実務へ影響しそうな「これは知っておくべき」点について、M&A税務に詳しい専門家が解説します。
村木 良平
| 2022/3/1
2022.03.01
中小企業の場合、オーナー一族で50%超の大半の株式を保有し、役員や従業員等の少数株主が残りの株式を保有しているケースが多くあります。
この少数株主からオーナー個人が株式を取りまとめる場合には、財産評価基本通達による原則的評価額(M&A前であればM&A価格)が適正価額とされ、譲渡企業株式の株価次第では、オーナー側で買取資金の準備が難しいケースも多くあります。
今回は、「自己株買いによる取りまとめの税務上の取扱い」について検討します...
令和3年12月10日公表の令和4年度税制改正大綱(以下、大綱という)で、中小企業M&A実務へ影響しそうな「これは知っておくべき」点について、M&A税務に詳しい専門家が解説します。
共同事業を営むための適格合併の要件の一つである従業者引継要件に関し、名古屋国税局への照会結果が公表されていますので、ご紹介いたします。