化粧品・健康食品大手のDHCはオリックスの傘下に入ることになった。オリックスはDHC創業者で大株主の吉田嘉明会長兼社長から発行済み株式の過半を取得する契約を結んだ。他の株主からも株式を取得し、完全子会社化を目指す方向。取得金額は現時点で非公表だが、総額3000億円規模とみられている。株式取得は2023年3月期中を予定する。
DHCは積極的なテレビ宣伝や通信販売を通じて高い知名度を持つ。直営店に加え、コンビニ、ドラッグストアなど通販以外にも販路を持つ...
第3四半期のTOBは件数、金額ともに第3四半期としては2年ぶりの増加。年間累計では件数が前年通年の70件まであと22件だが、4年ぶりに減少する見通し。取引金額では第3四半期で追い上げて1兆544億円となったが、2年連続の減少となる可能性も。
TOB(株式公開買い付け)件数は第2四半期としては2年ぶりの増加(2020年と2021年は同数)となった。一方、金額は小口案件が多く3年連続の減少。上期累計(2022年1〜6月)だと件数は前年同期と同じだったが、金額は大幅に減少している。
全国で3800社を超える上場企業のうち、2022年上期(1~6月)に最も多くのM&Aに取り組んだのはどこか? M&A Online編集部が適時開示情報をもとに調べたところ、エルテスとピアズが5件でトップに並んだ。
TOB(株式公開買い付け)件数は第1四半期としては2年ぶりの減少、金額も減少が続いている。業種に偏りは見られなかった。第2四半期に入っても4月が3件、5月が5件と前年同月実績を下回っており、前年に比べて低調のまま1年の折返しを迎えそうだ。