-日本の産業を考えると製造業が大きな力を持っています。今後ハードの企業がソフトの企業を買収するという事例が増えそうですか。
現在、買収件数が最も多い業種は日本でも米国でもテクノロジーセクターだ。これまで製造業企業は、同業企業を買収、合併することが多かった。しかし、この水平結合の買収は短期的なコスト削減はできても、長期的な成長につながったケースは少ない。
日本企業のM&Aは進化し新たな段階に入った...
今春施行される改正外為法でエネルギー会社買収の脅威はなくなるのか。橘川教授によると新電力を中心とした新興企業は依然として買収される可能性はあると指摘する。