-M&Aが増えるということは、日本企業の競争力が高まるとみてよいのでしょうか。私のリサーチでは、日本企業による海外M&Aは草創期で半数近くが失敗であったが、今世紀に入った発展期では買収後に利益成長を実現する成功が増え、失敗の割合が減少していた。日本企業はM&Aの経験を積んで、ようやく何か掴み始めたのではないだろうか。M&Aの件数や金額が増えているのは、マネーの流れだけが理由ではない。M&Aが企業経営に定着し、成長戦略を描く上で買収が欠かせない企業行動になったからだ...
J.フロントリテイリング傘下で、大丸松坂屋カードを取り扱うJFRカード(大阪府高槻市)が攻勢を強めている。今年1月にカードのデザインを全面的にリニューアルし、「QIRA(キラ)」と名づけたポイントプログラムを導入するなど、新機軸を矢継ぎ早に打ち出している。百貨店事業の構造変革やポスト・コロナを見据え、事業戦略をどう進めるのか、二之部守社長に聞いた。
Part.1ではSHIFTの丹下大社長にソフトウェアの品質保証・テスト事業の特徴について伺ったので、今回は日本のエンジニアの働き方をテーマにいろいろお話ししました。丹下社長はエンジニアを高く評価してくださるので、私も嬉しい気持ちになっちゃいました。ではPart.2を始めましょう。
外国人投資家による上場企業への出資規制を強化する改正外為法が2020年春に施行される。届出基準の厳格化で電力会社に対する買収の脅威はなくなるのか。エネルギー政策に詳しい橘川武郎東京理科大学大学院教授に聞いた。