【滋賀銀行】京都・大阪への積年の攻勢|ご当地銀行のM&A
第二次大戦期、早い時期に県内唯一の本店銀行となった滋賀銀行。県内では圧倒的なシェアを誇るが、京都・大阪など近県大都市の開拓は、厳しい状況が続いている。
M&A Online
| 2022/2/21
2022.02.21
2000年代からの岐阜県及び東海地方の銀行事情を振り返れば、愛知県を本拠とした都銀、東海銀行が2002年1月に三和銀行と合併してUFJ銀行となり、2006年1月に東京三菱UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)となってメガバンクの道を突き進む。一方、愛知県には地方銀行は十分には育っていなかった...
第二次大戦期、早い時期に県内唯一の本店銀行となった滋賀銀行。県内では圧倒的なシェアを誇るが、京都・大阪など近県大都市の開拓は、厳しい状況が続いている。
長野県のトップバンク八十二銀行<8359>は、2つの国立銀行の合併により誕生した。地域によって独立色の強い長野県にあって、地元を深耕するとともに、県外や海外にも積極的に拠点を展開してきた。