新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、旅行会社は痛手を負っており、JTBの2021年3月期の売上高は前年度比71.1%減の3721億円と大きく落ち込み、営業損益は976億円もの赤字となった。
HISも2021年10月期の売上高は同72.4%減の1185億6300万円と大幅な減収となり、営業損益は640億5800万円の赤字だった。
ハワイをはじめとする海外旅行が再開されることで、業績にプラスとなることは間違いないが、どの程度の効果が見込めるのか...
オンワードホールディングスは3月10日、グアム島で運営するホテル事業から撤退し、同事業を手掛ける連結子会社の株式を星野リゾートの子会社に譲渡すると発表した。株式譲渡価額は61億円、譲渡債権の譲渡価額は24億円。
ホテルや結婚式場の運営をするツカダ・グローバルホールディングが、新型コロナウイルスによる市況の急悪化に苦慮しています。2020年12月期の売上高は前期比55.6%減の271億1,400万円となり、114億7,600万円の営業損失(前年同期は63億8,300万円の営業利益)を計上しました。
ワシントンホテルや椿山荘を運営する藤田観光が、700名の人員削減策に乗り出します。2020年12月期第3四半期売上高は前期比64.6%減の176億9,900万円に留まり、純損失171億5,100万円を計上しました。ホテル事業が甚大な被害を受けています。