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一風堂が方針を急転換、低投資・早期回収のロードサイド型を強化

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一風堂クロスガーデン川崎店

繁華街型でブランドを磨きこんできた一風堂

一風堂Webサイト
日の丸に見立てたラーメンの写真も話題になった(画像は決算説明資料より)

一風堂の東京第1号店は恵比寿です。その後も銀座や六本木、西麻布など、都市部への出店を強化してきました。一風堂は2018年11月にブランディング活動力を評価する日本初のアワード「Japan Branding Award 2018」で、「Rising Stars賞」を受賞しました。ファッションブランドとコラボしたユニフォームや、アメコミ映画をイメージしたラーメンイベントの開催、ラーメン店とは思えない先進的なロゴなど、消費者にブランドを想起させるためのマーケティングに力を入れていました。オウンドメディアを運用するなど、外食企業の中でも珍しい取り組みをしていたことで有名です。一風堂の戦略は人が集まりやすい都市部の消費者にブランドを浸透させ、店舗の利用を促していました。どちらかというと、新規客を集めることに力を入れていたのです。

その戦略は大転換を迎えます。ロードサイド型や小商圏型の店舗は、固定客に繰り返し来店してもらう戦略が必要です。すなわち、ファンの囲い込みです。

新型コロナウイルス感染拡大でも客離れを起こさなかった山岡家は、強力なファンに支えられています。

価格も異なります。一風堂のラーメンは1杯850円から、山岡家は670円からです。一風堂は出店形態を変えましたが、それに合わせて味や価格、マーケティング戦略を大幅に転換する必要がありそうです。

麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

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2021-08-17

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