―スタートアップが成長戦略としてM&Aを活用する際の留意点は。
自社の規模を超えた買収は、失敗するとIPOどころか企業の存続にも関わるので留意しなければなりません。私の経験則でいうと、スタートアップがM&Aで失敗する理由の大半は、見立ての甘さです。ビジネスデューデリジェンスやM&Aの実行プロセス、M&A後のシナジーなどの見立てが甘いということです...
日本のスタートアップ企業が「資金調達の壁」にぶつかっている。必要な資金を供給するにはどうすればいいのか。ベンチャーファイナンスで企業支援に取り組んでいるイグナイトパートナーズの西澤龍社長に、わが国がスタートアップ大国に成長する条件を聞いた。
米国ではトランプ政権による放送通信分野の規制緩和の方針が大型M&Aを促進しています。テレビ放送大手のシンクレアが同業大手のトリビューンを買収するようです。今回の買収でシンクレア傘下のテレビ局は全米70%以上の世帯をカバーすることになるそうです。
Galaxy Note 7の炎上問題でピンチに陥っているかと思われたサムスン電子。ところが株価は堅調に推移。投資家は一過性の問題であり、サムスンにはそれを乗り切る財務力があるという見方があるようです。さらにはHarmanの買収でシナジー効果を期待している向きも。