ー今後の予定は。
激しい(M&Aの)世界に戻るつもりはない。大学院での授業を通じて後進を育てていきたい。M&Aに関するリテラシーを高められたらと思う。具体的には、M&Aは時間を買うものではない、不可能を可能にするもの、知力と体力が総動員される総合的格闘技…といったこと。大学で教え始めて10数年。少しでも役立っているのなら幸いだ。
ー最後に、次代を担う若い世代にひと言を...
学生レポーターの山口萌さんが、液体窒素やアルゴンガスなどの産業ガスを中心に医療や食品、ケミカルなど多方面の事業を手がけるエア・ウォーター執行役員社長室経営企画部長の北川裕二さんにM&Aの方針などについて話を聞きました。
中小企業の事業承継やM&Aを支援する株式会社日本経営承継支援。代表の笹川敏幸さんに、独立系のM&A仲介会社を経て起業した経緯、最近の中小企業にとってのM&Aの動向などについて聞いた。
2018年度から株式対価M&Aに関する株式譲渡益への課税が繰り延べされる。これによって自社株を対価とした事業再編や、大型のM&Aが容易になると期待されている。M&Aの研究に取り組んでいる中京大学の矢部謙介教授に新制度の効果について聞いた。
企業の内部成長の補足手段としてM&Aを活用し事業拡大してきた経験と成功の秘訣について、福利厚生のアウトソーシングを主力事業とする東証2部上場企業、ベネフィット・ワン<2412>の白石 徳生社長に話を聞いた。