【カクヤスグループ】再編含みの酒販業界、ピンチを逆手に「シェア拡大」へ意欲的
酒類販売大手のカクヤスが10月1日に持ち株会社に移行し、「カクヤスグループ」として新たにスタートした。市場環境の変化に即応できる経営体制の構築を狙いとし、M&Aの取り組みも加速する方針だ。
M&A Online
| 2020/10/15
2020.10.15
今年に入り立て続けに3件のM&Aを実施した同社だが、実はこれまではそれほど多くのM&Aを手がけていたわけではない。
これまでに適時開示した主な案件は2件で、そのうちの1件が2020年9月に発表したカシダスの子会社化。同社は介護事業を展開するロングライフホールディング<4355>の傘下企業で、2019年10月期の売上高は15億7600万円、営業損益は1218万円の赤字だった。
もう1件は2010年にさかのぼる...
酒類販売大手のカクヤスが10月1日に持ち株会社に移行し、「カクヤスグループ」として新たにスタートした。市場環境の変化に即応できる経営体制の構築を狙いとし、M&Aの取り組みも加速する方針だ。