パーク24の足元の業績はすこぶる好調だ。2018年10月期業績予想は売上高2900億円(24.5%増)、営業利益225億円(9.7%増)。売上高は前期も約20%伸びており、この2年で一挙に1000億円増えることになる。国内駐車場事業、レンタカー・カーシェアを中心とするモビリティー事業が順調に推移しているのに加え、M&Aでグループ入りした海外駐車場事業が今期はフルに寄与する...
旭化成が自動車分野への攻勢を強めている。その戦略の要となるのがM&Aだ。2018年7月19日に自動車内装材大手のセージ・オートモーティブ・インテリアズ(サウスカロライナ州)を7億ドル(約791億円)で買収すると発表した。今後の戦略はいかに。
日立キャピタルは総合金融会社として世界で活躍の場を広げている。金融を起点に付加価値の高い多様なサービス・ソリューションを提供する。現在、営業資産残高の半分が海外事業。車関連のビークルソリューション事業では欧米を中心にM&Aを活発に展開中だ。
オリックスは「金融」と「モノ(物件)」を両輪に事業領域を縦横に広げてきた。リースに始まり、投融資、銀行、生保、不動産、資産運用、環境エネルギー、自動車関連、球団経営まで多方面に及ぶ。そのアクセル役が積極的なM&A戦略にほかならない。