ー会社を立ち上げたのは「3.11」(東日本大震災)の年。起業のきっかけは何ですか。
20世紀的な価値観では生活・人生の中心は会社だった。会社でメーンの時間を過ごし、その以外が余暇の時間。おカネを稼ぐ時間とおカネを使う時間がはっきりと分かれていた。私も元々、新卒で電機メーカーに入社した。
3.11を機に、会社主体の人生の揺り戻しが起きた。家族と過ごすことをメーンに置きながら働くという選択をする人が現れた...
楽天が2019年10月に予定している携帯電話事業のスタートに向けて、モバイル通信技術を持つ米アルティオスターに資本参加することを決めた。ただ、対米外国投資委員会の承認が必要であり、出資が実現するかどうかは不透明だ。
2019年に入って「希望・早期退職」の募集を発表する企業が相次いでいる。昨年は年間12社(東京商工リサーチ調べ)だったが、年明けからひと月余りで5社に上る。このうち、アルペン、カシオ計算機、協和発酵キリンは設立以来初めてだ。
住信SBIネット銀行はキャッシュレス化の進展に対応するため、決算代行事業者のネットムーブ(東京都千代田区)を完全子会社化することを決めた。高度化する顧客のニーズに対応できる体制を作り、利便性を高めるのが狙いだ。