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ノンシリコンシャンプー「Reveur(レヴール)」の製造会社が事後処理へ

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※画像はイメージです

~ノンシリコンシャンプー「Reveur(レヴール)」などを製造していた旧・(株)ジャパンゲートウェイが弁護士一任~

(株)室町販売委託(TSR企業コード:296939889、法人番号:7010401078215、中央区日本橋室町4-1-21、設立平成18年11月14日、資本金1億円、岡昭宏社長)は6月14日までに、事後処理を林康司弁護士(林総合法律事務所、中央区銀座5-14-5、電話03-5148-0330)に一任した。
 負債は現在調査中。

(株)ジャパンゲートウェイとして設立し、化粧品やシャンプー、衛生用品などの製造を手掛けていた。主力商品であるノンシリコンシャンプー「Reveur(レヴール)」などは、CMなどに有名女優やモデルを積極的に起用し、また新規商品の取り扱いの増加や商圏の拡大などにより、平成25年5月期には売上高約217億円を計上していた。
 しかし、26年7月、東京国税局から25年4月までの4年間でグループ会社を含め約3億円の所得隠しを指摘され、重加算税含め追徴税額1億円の修正申告を実施した。この影響から、同社ブランドのシャンプーなどの買い控えが一気に拡がり多額の在庫を抱え、急速に経営状態が悪化。このため、企業再生ファンドに支援を要請し、人的・資金的な支援を得て打開を図ったが、ノンシリコンシャンプー市場に大手の参入が相次ぎ、競合激化から売上減少に歯止めが掛からず、28年5月期の売上高は約80億円まで低下した。
 その後の業績回復の見込みが立たないことから企業再生ファンドが出資した(株)ジャパンゲートウェイ(TSR企業コード:013200801、法人番号: 8010001164281、東京都港区)に商標とブランドを譲渡。
 当社は28年12月、(株)ジャパンゲートウェイ販売に商号を変更。29年12月、RIZAPグループ(株)(TSR企業コード:295695790、法人番号:2011201012987、新宿区)の子会社の(株)ジャパンゲートウェイ(旧:(株)Xio、TSR企業コード:296432849、法人番号: 9011101039620、東京都新宿区)に事業を譲渡し、当社は30年4月、現商号に変更して今回の措置となった。

東京商工リサーチ TSR速報 より

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