M&A指南 六つの大切なこと(5)会社を売却する側の株主をどうするか
M&Aは事前のあらゆるリスクやメリットと、事後の事業経営の充分な検討以外にも、超長期的な株主構成に関しても充分な検討をしたうえで実行に踏み切って下さい。
高橋 秀彰
| 2018/3/13
2018.03.13
しかしここで、廃業を決断する前に、逆転の発想で、他社を吸収合併し、その会社の社長にそのまま存続会社の社長になってもらうという手段もあります。
つまりこれが、結果的に「次世代の後継者を会社ごとスカウトする」ということになります。これは針の穴に糸を通すようなハードルの高いスキームとなりますので、なかなか事例は少ないのですが、現実の事例としては、考え方が似通っている友好的な親族が同業の会社を営んでいるような場合に話しを進めることができました...
M&Aは事前のあらゆるリスクやメリットと、事後の事業経営の充分な検討以外にも、超長期的な株主構成に関しても充分な検討をしたうえで実行に踏み切って下さい。
M&Aで会社を売却し、第一線を退いた経営者も増えてきた。今回は、会社の売却を決心した売り主の引き際について考えてみたい。
M&A Onlineでもたびたび取り上げてきた「組織再編税制」ですが、M&Aを実行する際において、非常に大切な税務知識となります。今回は初心者向けにわかりやすく概要を解説します。