「その会社の事業を存続させ、ひいては両社にとってメリットのある姿としたい」とうのがM&Aの目的であり、存続させる「事業」は技術であったり、多くの顧客であったり、ノウハウであったりします。
実際の事例としては、薄利多売の方向性で進んできた企業が、高付加価値・高単価でやってきた企業を「自社の方向性・考え方を変える起爆剤にしたい。」という目的でM&Aを進めたこともありました。
いずれにしても、そこには何か、伝え残したい非常に重要なものがあります...
テレビ、新聞、書籍などで「事業承継」という言葉をよく目にするようになりました。類似するものとして「事業継承」という言葉を使用する人もいます。さて、呼称はどちらが正しいのでしょうか?
株主の権利には「もうけの一部をもらえる権利」と「経営に口出しできる権利」があります。一方で会社側は出資を募ることでより大きなビジネスをすることができます。