M&Aの世界では、「シナジー効果(Synergy Effect)」という用語が頻繁に出てきます。簡単に説明すると「1+1=2以上」になる可能性がある場合、相乗(シナジー)効果があると考え、M&Aを実行します。経済学で「範囲の経済」という用語がありますが、シナジー効果とほぼ同義と考えていただいてもよいでしょう。
さて、経営統合の仕方によって、シナジー効果の及ぼす影響が変わります。それが「水平型M&A」と「垂直型M&A」です。まずは水平統合から解説します...
中小企業のM&Aにおいて売れる会社となるには、買い手が評価するポイントを押さえる必要があります。買い手はどのような点に着目しているのでしょうか。