東証スタンダード上場のセンサーメーカー、芝浦電子をめぐる台湾電子部品大手のヤゲオ(YAGEO)と精密部品大手のミネベアミツミの買収戦が中盤を迎えた。同意なき買収に打って出た形のヤゲオだが、同社が提示した買付価格はミネベアミツミを700円上回ったまま、ここまで有利に戦いを進めている。
一方、ホワイトナイト(友好的買収者)として名乗りを上げたミネベアミツミは今後、劣勢をどう跳ね返すのか。
芝浦電子へのTOBを始めたのはミネベアミツミが5月2日、台湾ヤゲオが同9日...
牛丼を主力とする吉野家ホールディングスが、ラーメン提供食数世界NO.1を目指すことになった。現在展開しているラーメン店「せたが屋」などの既存ブランドの事業拡大とM&Aによる新ブランドの獲得によって実現する計画だ。
免税店運営のラオックスが、インバウンド需要に依存していた事業構造を改め、持続的な成長が見込める体制の構築を進めている。既存事業の収益性を高めるとともに、M&Aによって新たな事業や企業を取り込むことで実現を目指すという。
ヨシムラ・フード・ホールディングスは、2023年に子会社化したホタテ加工大手のワイエスフーズなどを核にしたロールアップ戦略によって、ホタテ加工事業を拡充する。
アパレル大手の三陽商会は10年後の2035年に、準富裕層市場でのトップランナーを目指す長期目標を策定した。営業赤字が続いていたが、2025年2月期に3期連続で営業黒字を確保できたことから、事業拡大路線に舵を切ることにした。