牛丼を主力とする吉野家ホールディングス<9861>が、ラーメン提供食数世界ナンバーワンを目指すことになった。
現在展開しているラーメン店「せたが屋」などの既存ブランドの事業拡大とM&Aによる新ブランドの獲得によって実現する計画だ。
コロナ禍の影響が薄れる中、業容拡大策の一つとしてラーメン企業を買収するケースは少なくなく、今後もラーメン業界でのM&Aの話題は途切れることはなさそうだ...
道路舗装業界でまた1社、日本道路が株式市場から「退出」することになった。清水建設が日本道路を完全子会社化し、親子上場を解消するのに伴う。業界トップのNIPPO(旧日本鋪道)は2022年、2位の前田道路は2021年にすでに上場を廃止しており、今回の日本道路を加えて上位3社が非上場となる。
社名変更をめぐり、NTTとセブン&アイ・ホールディングスの間で明暗が分かれることに。社名変更を悲願とするNTTは正式社名の「日本電信電話」から、7月1日付で通称としてきた「NTT」に改める。カナダ同業大手による買収提案に触れるセブンは「セブンーイレブン・コーポレーション(仮称)」への社名変更を延期した。
厨房機器のホシザキがM&Aを活発化させている。2025年4月24日に殺菌効果のある電解次亜水の大型生成装置事業を買収。同年1月には米国の厨房機器販売店の事業を買収した。さらに前年の2024年には4社、2022年には3社を傘下に収めている。
エンジン計測機などの分析機器大手の堀場製作所は、半導体ウエハー(半導体集積回路の材料となる円形の薄い板)の検査装置を開発、製造する韓国のEtaMax(エタマックス)を買収した。