「コロナ禍で大赤字」の銚子電鉄、どうやって生き延びさせる?

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(3) 観光向けの保存鉄道化(★★★)

保線のための投資が経営を圧迫しているのなら、いっそのこと保線コストを削減してはどうか。鉄道に求められる安全基準は厳しいが、「遊具」であれば大幅に緩和される。つまり銚子電鉄を「鉄道」ではなく、遊園地やテーマパークの「乗り物」に変更するのだ。

1987年4月に廃止された地方鉄道法に代わる鉄道事業法では、輸送手段として利用される鉄道であっても、公園などの敷地内ならば「遊具」と認められるようになった。東京ディズニーシーの「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」(路線長0.48km)のような路線だ...

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