後継者は「トヨタ哲学が身についている人」株主総会で社長

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写真は同社の豊田章男社長。都内で昨年12月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon )

[東京 15日 ロイター] - トヨタ自動車は15日、愛知県豊田市の本社で定時株主総会を開いた。後継者となる次期社長の条件について株主に問われた豊田章男社長は、トヨタの経営理念やものづくりの思想をまとめた「トヨタフィロソフィー(哲学)」や技、所作が身についている人に任せたいとの考えを示し、ステークホルダー(利害関係者)などに受け入れてもらえる「人選や(ポストを譲る)タイミングを考えている」と述べた。

次期社長候補を巡っては、一部の国内メディアで、4月1日付で副社長に就任した財務担当の近健太氏(53)、技術担当の前田昌彦氏(52)、人事担当の桑田正規氏(52)の3人が有力として取り沙汰されている。豊田氏の社長就任は53歳だった。

長期化している半導体不足による影響についても株主から質問が出た。熊倉和生・調達本部長は「少しずつ(状況は)良くなってきている肌感覚はあるが、たくさん需要があり、十分に供給が追いついていない」と指摘。「まだまだ苦労が続く」との見通しを示した。その上で、国内外の半導体メーカーと関係を深め、調達に向けて「連携していきたい」と語った。

ここ数日の急激な円安進行に関して近副社長は、仕入れ先や販売店などにとって為替の急激な変動は「望ましくない」と述べた。

脱炭素に向けた環境車戦略について、前田副社長は「地域や顧客の(使用やインフラの)状況にあわせた製品を届ける必要がある」と語り、顧客の「選択肢を狭めない」よう、ハイブリッド車、電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車などフルラインナップで準備していると、これまで通りに全方位で進めることを強調した。

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