ルノアールの純資産額は42億2,000万円で、自己資本比率は66.2%と極めて高い水準にあります。長期的な赤字や大量の退店には耐えられる体力がありますが、早期の退店によって立退料ビジネスが成り立たなくなる可能性があります。今後は、これまでフィットしていたマーケット以外の領域に進出することも視野に入ります。
東和フードサービスは5月に売上高が前年比22%まで減少したものの、6月には59%まで持ち直し、10月は81%となりました。「椿屋珈琲」は8月に国分寺の1店舗を退店しただけ...
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、再度飲食店への時短要請が出されました。しかし、レストラン「ラ・ボエム」などを運営するグローバルダイニングは、時短要請には従わずに1日6万円の協力金には応じられないと宣言しました。その結果は?
いきなりステーキのペッパーフードサービスの2020年12月期第3四半期の純損失額は33億400万円となりました。ペッパーランチの売却益73億2,000万円を計上しましたが、依然として2億5,000万円の債務超過と苦しい状況に追い込まれています。
「業務スーパー」を運営する神戸物産の2020年10月期第3四半期の売上高が前期比17.7%増の2593億6200万円、営業利益が28.9%増の186億7900万円と好調。4月1日という絶妙なタイミングで外食子会社を経営陣に売却していました。
ペッパーフードサービスが生き残りをかけて大規模な再編へと乗り出しています。屋台骨となるペッパーランチを85億円で投資ファンドに売却し、いきなりステーキ114店舗を閉鎖。ナスダックにも上場した米子会社は破産となりました。過去の栄光を取り戻せるのでしょうか。