外食企業は店舗を出店して会社を成長させています。出店をする際、その店舗の取得原価が固定資産として計上されます。
しかし出店した店舗が思うように集客できず、連続してキャッシュフローがマイナスになると、減損損失を計上しなければなりません。減損損失は貸借対照表の固定資産を圧縮すると同時に、損益計算書上の損失となるやっかいな代物です。
例えば5000万円で出店をして、1億円の投資回収を見込んでいたとします。ところが実際には2500万円しか稼げなかったとします...
「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービス<3053>が、2006年の上場以来初の営業赤字に転落する見通し。「いきなり!ステーキ」の店舗同士が競合したほか、店舗撤退などの事業構造改革による特別損失が響いた。
ゴーストキッチン、クラウドキッチンーー。古くからある飲食業や不動産業、さらにキッチン業界が加わって、新しい動きを見せている。空室に悩む不動産業、食関連の事業に取り組む起業家・スタートアップにとっても、新しい事業のヒントが見えてきた。
駅前立地出店戦略の日高屋と地方ロードサイド戦略の幸楽苑。繁華街立地のちょい飲み需要を取り込んだ日高屋の優位性が目立っていました。幸楽苑は巻き返しを図るべく、不採算店舗の退店など大規模なテコ入れを図りました。それでもやはり、日高屋は強いです。