同社のヒト抗体ライブラリーを利用して北海道大学発ベンチャーのジーンテクノサイエンス<4584>とがん治療研究に取り組むなど、共同研究に力を入れている。
同社の新庄勝浩社長は、米ファイザーの中央研究所で生物科学研究統括部探索薬理研究部長を務めていた...
Jij(東京都文京区)は、東京工業大学発の量子コンピューター開発ベンチャー。同大の西森秀稔教授と当時大学院生だった門脇正史氏が1998年に提案した「量子アニーリング」と呼ばれた計算手法が「起源」だ。IoT時代で活躍が期待されるベンチャーだ。
アシストモーションは信州大学発のロボットベンチャー。2017年1月に同大繊維学部のロボット研究の成果を社会に普及するため設立した。同校は「キャンパスベンチャーグランプリ」など学生起業コンテスト入賞の常連校で起業マインドが高いことで知られる。
セツロテックは徳島大学発ベンチャーとして、同大学先端酵素学研究所教授の竹本龍也会長らが2017年に設立したバイオテクノロジー系の研究開発企業。投資家からの評価も高く、2020年4月以降だけで同社の累積調達額は5億2900万円に上っている。
ジーンテクノサイエンスはがんや免疫疾患といった治療法が不十分な疾患向けのバイオ新薬をはじめ、再生医療などの研究開発に取り組む。その起源は北海道大学遺伝子病制御研究所での免疫関連タンパク質の機能研究にある。3本柱の事業で先端医療を支えている。