2020年11月3日、馬雲(ジャック・マー)氏が創業した電子商取引(EC)大手アリババグループの金融サービス部門「アント・グループ」の新規株式公開(IPO)が突如として中止された。報道では「マー氏が中国の金融当局を批判した発言が問題視された」「香港の民主化弾圧など習近平体制の強化を狙った一連のパフォーマンス」との憶測が飛び交っているが、本当にそうなのだろうか...
アシストモーションは信州大学発のロボットベンチャー。2017年1月に同大繊維学部のロボット研究の成果を社会に普及するため設立した。同校は「キャンパスベンチャーグランプリ」など学生起業コンテスト入賞の常連校で起業マインドが高いことで知られる。
ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)がまとめた2019年度(2019年4月~20年3月)の国内ベンチャーキャピタル(VC)による投資金額(速報)は前年度比2.0%増の2833億円と5年連続で増加し、過去最高となった。
緊急事態宣言の全面解除を受け、百貨店や飲食店などが営業を再開するなど徐々に経済が動き始める中、スタートアップ企業への投資に関連する動きも現れてきた。新型コロナ後はどのような企業に資金が集まるのだろうか。
新型コロナウイルス感染の拡大が新規上場(IPO)に深刻な打撃を与えている。株価暴落に伴い公開価格を下回るケースが続出。2020年3月には実に26銘柄の新規上場が予定されていただけに、この月に暴落が起こったのはIPO市場にとって大きな痛手だ。