アシストモーション(長野県上田市)は信州大学発のロボットベンチャー。2017年1月に信州大学繊維学部のロボット研究の成果を社会に普及するために設立した。同校は「キャンパスベンチャーグランプリ」など学生起業コンテスト入賞の常連校で、起業マインドが高いことで知られる。
同社が手がけるのはウェアラブルロボット技術を利用して人々の動作をアシストする製品。高齢化社会を迎え人手不足になっている肉体労働の作業軽減や、体を動かす機能を補助することで高齢者や身体障害者の日常生活を支援する...
サイキンソーは「細菌叢で人々を健康に」をスローガンに、細菌叢DNA検査データを元にした健康支援サービスを手がける大阪大学発ベンチャー。2020年9月には「大学発ベンチャー表彰2020」で文部科学大臣賞を受賞した。多くの企業とも協業が進む。
星野リゾートとリサ・パートナーズは、国内のホテルや旅館を投資対象とした「ホテル・旅館ファンド」を立ち上げます。ファンドの組成はリサが担い、星野リゾートがコロナで毀損した宿泊施設の再生を手掛けます。ファンド規模は100億円となる予定です。
ミルテルは遺伝子検査を手がける広島大学発の医療スタートアップ。2012年設立、創業者でもある田原栄俊同大学大学院医歯薬保健学研究科教授による細胞分子生物学の研究成果を活用した医療検査で注目される。がんなどの疾病リスクを把握する期待の技術だ。
オンコセラピー・サイエンスは「創薬ベンチャー」の一つ。がん関連遺伝子などを利用した、がん治療薬や診断薬の研究開発を手がけている。創業者の一人が東大医科学研究所教授だった中村祐輔氏で同研究所との共同研究で新薬開発に取り組む大学発ベンチャーだ。