前職の日本IBM時代、コンピューターの営業マンから会計の専門家に転じた。中澤さんは現場の仕事より、コンサルティング会社のアドバイザー、セミナーの講師、モデレーター(司会・進行役)を務めることが多い。一般の企業から声がかかれば相談に乗る。
老後の資産形成が問題になっている。還暦になった人の255%は100万円未満の貯蓄しかないそうだが、中澤さんは「経済的な面での準備は完了している」というから、うらやましい。積極的な営業活動はしていない。売り上げの果実はクライアントのお布施次第...
中澤会計情報システム研究所代表の中澤進さんは、グローバル化における会計システムの問題を解決する専門家。製造業、流通業を問わず経理・財務部門の業務改革、管理会計分野でのコンサルティングや会計システムプロジェクトの普及に取り組んできた。
小さな流通研究所代表の鎌田定宗さんは流通コンサルタントの肩書きで、農産物直売所の開設から運営、直売所とレストランの複合施設、道の駅などに対するコンサルティング活動を展開している。
一人ひとりのビジネスパーソンの能力を最大限に引き出すプロがいる。ガンガ-総合研究所(東京・六本木)代表取締役の藤井義彦さんだ。日本では数少ないエグゼクティブ・ビジネス・コーチで、現場のリーダーや経営者を対象にコーチングを行っている。
フリーエージェントインク(東京・池袋)代表の三宅哲之さんは、身の丈のビジネスをつくる「天職塾」フリーエージェントアカデミーを主宰している。独立を希望する人たちに、自分自身が起業したときの失敗談や苦労話を交え、最良の方法をアドバイスする。